人生が劇的に変わる自信のつくり方③～自分のなりたい像を設定する～

自分のなりたい像を設定する

前回、目標設定のやり方をお伝えしました。

自分で設定した目標を達成していくプロセスを通じて、次第に自信が形成されていくはずです。

今回紹介するのはみなさんが人生の行く先を誤らないための羅針盤を設定する方法です。

自信を持ちたいという願望は言い換えれば理想の自分になりたいことにつながります。

自信を持つというのは理想の自分になるための要素の一つに過ぎないわけです。

自分の理想像を明確にすることでどのような目標設定を行えばよいかも見えてくるはずです。

もちろん初めのうちはどんな目標を設定するかよりもとにかく成功体験を多く積むことを重視してほしいと思います。

徐々に自信が形成されてきたら、次のステップとして理想の自分になるための目標設定というのをやっていきましょう。

理想の自分像というのはもし生まれ変わったらどんな人になりたいかを考えてみてください。

もし自分が尊敬している人物などがいればそれを挙げてもらっても構いません。

たとえば私であれば

理想の姿：頼りになる男

　　　　　尊敬される

　　　　　異性からモテる

といった感じでしょうか。

尊敬している人物から考える場合の例も示しておきます。

たとえば私が尊敬している本田圭佑を再び例に挙げてみましょう。

初めに自分が本田選手のどのような部分に憧れを抱いているのかを考えてみます。

メンタルの強さ、ユーモア、行動力、ファッション

要素をいくつか挙げてもらったらなぜその要素に憧れるのかを考えてみます。

もし憧れる人が複数いたら、どうように要素を挙げてもらって共通する項目があるかチェックしてみてください。

あればそれはあなたが最も重視している項目です。

本田選手の例に戻ると

メンタルの強さに憧れる理由→堂々とした人になりたいから、自信をつけたいから

ユーモアに憧れる理由→面白い人になりたい

行動力に憧れる理由→行動力があれば自信がつくから、やりたいことがあっても躊躇し

　　　　　　　　　　てしまうことが多いから。

このようにその要素に憧れる理由を追求していくと自分の理想像が見えてきます。

上の例でいうと堂々とした人になりたい、自信ある人になりたい、面白い人になりたい、行動できる人になりたいなどがあなたの理想の自分像だとわかります。

自分のなりたい将来像がわかったらそのような人が持っている要素を考えてみます。

これは自分が考える要素でけっこうです。

先ほど憧れの人物から逆算して自分の理想像を考えた人は重複してしまう部分があるかもしれません。

先ほどの例でいえば

私の理想像：頼りになる男

　　　　　　尊敬されている男

　　　　　　モテる男

ここから上記の人にはどのような要素があるかを考えてみます。

頼りになる男：絶対的な自信を持っている、人生経験が豊富

尊敬されている男：仕事ができる、部下を真剣に叱れる、自分の意見を主張できる

モテる男：気配りができる、オシャレ、コミュニケーション力がある、面白い

という要素が出てきました。

ではこれらの要素を得るために必要なアクションを考えていきましょう。

例えば自分の意見を主張できるとコミュニケーション力があるは営業の仕事によって達

成できるかもしれません。

気配りができるは飲み会の幹事を引き受けるという目標を立てるといいかもしれません。

以上をまとめると大まかな流れとしては

　　　　将来なりたい自分像を設定する

　　　　　　　　　　　↓

　　そのようになるために必要な要素を考える

　　　　　　　　　　　↓

　その要素を得るためのアクションプランを考える。

　　　　　　　　　　　↓

　　　　　　　　目標を設定する。　

となります。