人生が劇的に変わる自信のつくり方④~自己暗示(アフォメーション)を行う~
自己暗示(アフォメーション)を行う
目標設定と自分の未来像を設定したら、自信形成の土台は完成したと言ってよいです。
しかし目標設定したがなかなか行動に移せず、目標達成できないという悩みを抱える方も多いでしょう。
今回は自己暗示(アフォメーション)と呼ばれる手法をお伝えします。
これを行うことであなたの行動力は飛躍的に高まります。
まず自己暗示とは自分に前向きな言葉をかけることで自分をプラスの方向にもっていく手法です。
言葉というのはみなさんが思っている以上に強力です。
たとえばマラソンで呼吸が苦しくなったら、「できる」「できる」と言いながら走ってみてください。
もう限界だと思っていたのにまだまだ走り続けられることに驚くでしょう。
根からポジティブな人というのは日ごろから自然と自分に前向きな言葉をかけています。
人は一日に3万回ほどセルフトークを行うそうです。
「今日、疲れた」「最近上手くいかないな」
このような言葉を無意識のうちに言っていませんか?
言っている人はそれを今日からプラスの言葉に変えるだけで人生が大きく変わります。
自己暗示(アフォメーション)のつくり方はいくつかのルールがあります。
①個人的なものであること
アフォメーションは一人称で書きます。
主語は「私」、チームや組織の場合、「私たち」「われわれ」です。
②肯定的な表現のみを使う。
アフォメーションの中には「こうなりたくない」「したくない」といった否定表現を使ってはいけません。
潜在意識は「~ない」という表現を理解できないからです。
たとえば「貧乏になりたくない」というアフォメーションを唱えると貧乏になるというメッセージを脳に送ってしまいます。
③現在進行形で書く。
潜在意識は現在と未来を判断できないためアフォメーションは「~している」といった現在進行形を使います。
なぜなら
「お金持ちになる」
といったアフォメーションは自分は現在、お金持ちではないというメッセージを潜在意識に送り込んでしまうからです。
以上のルールを守りながら自分オリジナルのアフォメーションを作っていくようにしてください。
アフォメーションは夜寝る前や朝寝起きなど意識がボーとしている時が最も効果があると言われています。
私が実際に行っているアフォメーションをいくつか紹介します。
・私はできる
・私は成功者だ(私は成功している)
・私は何をやってもうまくいく
・私は素晴らしい人間だ
・私は天才だ
先ほどアフォメーションは現在進行形でつくると言いましたが、私がやっているアフォメーションはすべて状態であるため現在進行形は使っていません。
たとえば「私はできている」は日本語としておかしいですし、そもそも話が変わってきてしまいます。
そこは自然な日本語になるように自分で工夫してやってみてください。
私は最初「○年○月までに年収1億円を達成している」といった目標をアフォメーションにしていたのですが、少し長くて言いにくかったので今ではかなり短いフレーズだけを使っています。
私は就職活動の面接前日や営業に行く前などにアフォメーションを繰り返し、かなり効果を実感しています。
おすすめはアフォメーションを目標設定に組み込んでしまうことです。
実際にやってみるとわかるのですが、初めのうちはアフォメーションを声に出して言うという作業はかなり面倒です。
習慣化する前に挫折してしまう人も多いでしょう。
そこで前回お伝えした手帳にアフォメーションの目標を作るのです。
私の場合は回数を記録した方が目標達成がわかりやすいし、モチベーションも継続しやすいため100均などで回数計を買ってきて測定していました。
私が実際に設定している目標例:
アフォメーションを1万回唱える
「私はできる」と一回唱えたら一回とカウントします。
これはアフォメーションが習慣化しやすいうえに、目標達成によって自信も形成できるという一石二鳥のやり方です。