ある大学生の自己開発ブログ

私が自己啓発本などを読んで学んだノウハウや知識をお伝えします。

人生が劇的に変わる自信のつくり方②~成功体験を積む目標設定の仕方~

成功体験を積む目標設定の仕方

前回は自信は後天的に身に付けられるという話をしました。

自信をつけるにはとにかく成功体験を多く積め!というのはよく言われることですよね。

これはまさにその通りだと思います。

各業界で活躍する一流プレーヤーは自信を持っていることが多いでしょう。

なぜなら成功体験の数が圧倒的に多いからです。

サッカーの本田圭佑選手が小学校時代に将来はサッカー選手になり、イタリアのセリエAで10番として活躍すると書いていたことは有名な話です。

自分の夢や目標を実現すれば当然大きな自信になるでしょう。

 

 

 

 

自信は自分の思考が現実化した回数に比例します。

しかしここで大切なのは本田選手が自分の目標や夢を設定していたということです。

目標などを持っていなくても成功体験をすれば自信にはつながると思います。

しかしその場合、よほど大きな成功体験でなければ自信につながりません。

わかりやすい例として早起きを挙げてみます。

その日、朝の5時に起床することができたとしましょう。

もしその人が朝5時に起床するという目標を立てていたら、自信につながります。

なぜなら自分の思考が現実化したからです。

しかしなんの目標も立てていなければたとえ朝5時に起床できたとしても「たまたま今日は早く起きれた」という事実で終わってしまいます。

同じ5時に起床したという事実でもその人の解釈によってここまで大きな違いがあります。

だから目標設定は自信を形成する上で非常に重要なのです。

 

 

 

 

では実際に私が行っている目標設定のやり方についてお話します。

まずは一冊の手帳を用意します。

これはどんな手帳でも構わないのですが、私はやる気を上げるために一冊3000円ほどするpaperblanlsという少し高価な手帳を使用しています。

目標設定はとにかく紙に書くという行為が非常に重要です。

「目標なんか紙に書かなくても覚えているよ」という人も必ず紙に書いてください。

定期的に見返せるようその辺の紙ではなく、手帳などに書くことをお勧めしています。

目標を紙に書くことがどれほど重要かがわかる実験があります。

 

 

 

 

ハーバード大学の研究チームが1979年から10年間かけて追跡調査を行いました。

調査開始時、研究チームは同大学の学生たちに「目標を持っているかどうか」「目標を紙に書きだしているか」と質問しました。

するとその回答は次のような結果になりました。

 

 

●84%の学生は「目標を持っていない」と答えた。

●13%の学生は「目標を持っているが、紙に書いていない」と答えた。

●3%の学生は「目標を持ち、それを紙に書いている」と答えた。

 

 

優秀な学生の集まるハーバード大学でも将来に向けた明確な目標を持っていたのは16%。そのうち紙に書きだしていたのは、わずか3%でした。

 

10年の追跡調査の後、驚くべき結果が出ます。

 

 

明かになったのが次の2点です。

●10年後、目標を持っていたが紙には書いていなかった13%の卒業生は、特に目標を持っていなかった84%の卒業生の2倍の収入を得ていた。

●10年後、目標を紙に書いていた3%の卒業生は、残り97%の卒業生の10倍の収入を得ていた。

 

 

紙に書くのはほとんど手間がかからないですが、効果は抜群です。

目標は必ず紙に書くようにしてください。

 

 

 

 

目標設定というと「私には目標なんてありません」という方がいます。

しかしここでいう目標はどんな些細なことでも構いません。

むしろ最初は小さな目標から達成していったほうがいいです。

いきなり大きな目標にチャレンジすると失敗した時、自信喪失になりかねません。

最初は達成しやすい小さな目標からスタートし、徐々にステップアップしていくのが理想的です。

ここで目標設定するのに役立つSMARTの法則についてお伝えしましょう。

SMARTは次の英単語の頭文字を取っています。

 

 

S(Specific)                              具体的である。

M(Measurable)                    計測ができる。

A(Agreed upon)                     同意している。

R(Realistic)                                                                                現実的である。

T(Timely)                           期日が明確。

 

 

例を挙げてみると

S(Specific)              具体的である。(年収アップ)
M(Measurable)            計測ができる。(1000万円)
A(Agreed upon)             同意している。(この年収は確かに必要だ)
R(Realistic)             現実的である。(そのぐらいは達成可能な数字だ)
T(Timely)                期日が明確。(来年の1月1日までに)

 

 

といった感じで目標を立てるのがおすすめです。

例えば営業マンが売れる営業マンになるという目標を設定したとします。

将来なりたい夢としてならばまだいいですが、目標としてはあまりにも漠然としすぎています。

何をもって売れていると判断するのかがわからないため達成できたかの判断が難しいです。

もしこの例であれば

 

 

月10件の契約をいただく。

月100件のお客様を訪問する。

 

 

といった具体的な目標を立てましょう。

 

 

 

 

どうしても目標が思いつかないという方は私が初期にやっていた目標を挙げてみるので参考にしてください。

※レベルは1が最も難易度が低く、レベル3が最も高くなっています。

 あくまで私の中での難易度です。

 

レベル1

目標:300冊読書する。                        期限:2018.2.30    達成日:2018.  1.1  

            海外旅行に行く。            2018.  4.20                     2018.  3.22 

            映画を100本見る            (以下省略)

    自動車免許取得

    FP3級を取得

    10社インターンに参加する。

    朝6時起床を10回達成する。

    ジムでベンチプレス40キロを10回上げる。

    

レベル2

   一人海外旅行に行く。

   講演会に行く。 

   一人でバーに行く。

   バンジージャンプする。

   接客のバイトを始める。

   就活で内定をもらう。

   営業のアルバイトを始める。

   営業のアルバイトで月5件の契約をもらう。

   営業のアルバイトで契約率10%を達成する。

   高級ホテルのラウンジでお茶をする。

   好きな子をデートに誘う。

   

レベル3

   ヒッチハイクをする。

   好きな人に告白する。

   5社から内定をもらう。

   営業で契約率20%を達成する。

   営業で月10件の契約をもらう。

 

 

期限は少し余裕をもって設定していました。

目標を達成したら、目標の横に「達成」と書きます。

事前に目標を達成した時のご褒美を決めておいたり、達成したら思いっきりガッツポーズして喜んであげると脳が目標達成=快感と記憶するので目標達成が加速しやすいと思います。

もし期限を過ぎてしまったら「遅達成」というように表記していました。

 

 

 

今回は成功体験を積み上げるために重要な目標設定についてお話ししました。

最初はどんな小さな目標でもいいので実際、行動に移してみましょう。