幸せとは何か
今の日本は本当に恵まれていますよね。
戦後すぐの日本は貧しい時代が続きました。
洗濯機、掃除機、冷蔵庫を三種の神器などと呼び、これを持っている人がうらやましがられた時代です。
この時代に比べると今の日本はたいへん便利な時代になりました。
しかし昔よりも今の日本人のほうが幸せかといわれれば何とも言えなくなってしまいます。
暮らしが豊かになると最初はとても幸せを感じます。
しかし人間はずっと同じ生活が続くと脳が慣れてしまってそれを当たり前に感じてしまいます。
むしろ一度贅沢を経験してしまうと生活のレベルが下がった時、不満が生じます。
このように豊かになればなるほど幸福を感じなくなるのは皮肉なことです。
幸せの達人は感謝の達人です。
まずは身近なことから感謝しましょう。
今日ご飯が食べれて幸せ、朝起きれて幸せ、家族に囲まれて幸せ…
ご飯を食べる時も別のことを考えながら食べるのではなくて、食べているものに集中してよく味わいましょう。
日々の当たり前に感謝できるようになるとあなたはどんな状況になっても幸せを感じることができるます。
私の好きな映画に「ALWAYS 三丁目の夕日」があります。
大ヒットしたので知っている方が多いと思いますが、貧しいながらも人々は明るい未来を夢見て一生懸命生きる様子が伝わってくる映画です。
「幸せとはなにか」ということをあらためて考えさせられます。