カッコいい孤独を目指そう
日本人はなぜか孤独を極端に恐れますよね。
学生時代に一人でいると周りの人たちから「あいつぼっちだ」とからかわれるなんて話よく聞きます。
はたして孤独とは本当に悪いものなのでしょうか。
私はむしろ一人で行動している人を見るとかっこいいと感じますし、尊敬します。
たしかにおどおどしていたり、暗そうな顔をして一人でいる人はかっこいいとは思いませんが、堂々としている人が一人で颯爽と歩いている姿はかっこいいと思います。
ヒーローものでも悪者はいつも複数人であるのに対して、正義のヒーローはたいてい一人です。
手塚治虫の漫画に出てくるブラックジャックもいつも一人で歩いているイメージがあります。
ブラックジャックが何人もの友達とおしゃべりしながら歩いている姿はあまり想像できません。
男性ホルモンが多いと孤独願望が強くなり、逆に少ないと群れたがる傾向があるそうです。
つまり群れるというのは極めて女性らしい行為なのです。
たしかに女性より男性の方が一人で行動することがおおいですよね。
だから一人で飲食店に来ている女性を見るとかっこよく感じます。
しかし私はなにも無理にでも一人になれといっているわけではありません。
ただ孤独を極端に恐れ、誰かと常に一緒じゃなきゃ不安というのは相手にも迷惑ですし、人としてあまり尊敬できません。
成功者の多くは一度は孤独の時期を経験しているという話を耳にしたことがあります。
成功を収めるには膨大な時間が必要です。
1人だと自分の時間をフルに使えますが、群れていると相手の予定にも付き合わなければなりません。
つまり同じ一時間でも1人だと1時間ですが、2人いると単純計算して30分、4人いると15分と使える時間が減ってしまいます。
1人でいると膨大な時間を生み出せます。
そのため群れている人よりも急成長することが可能になるのです。
だから今孤独を感じている人は孤独はいけないという考えを捨てましょう。
1人でいる人を見てからかう人は自分が一人で行動できないから嫉妬しているだけです。
偉大な人物であればあるほど孤独のありがたさを知っています。