「ボヘミアンラプソディ」をあらためて見た感想
一時期話題になったクイーンの映画「ボヘミアンラプソディ」
私の姉があれを見て号泣するほどよかったといっていたので公開直後に映画館で見に行ったのですが、いったいどこで泣けばいいのか全く分かりませんでした。
結局、クイーンの曲はいい曲が多いなという感想だけで終わりました。
さすがに自分の感性を疑いました。
あれからしばらくして飛行機の中でボヘミアンラプソディがあったので改めて見ることにしました。
二回目見るとヒットしただけあってなかなかいい映画でさすがに泣きはしませんでしたが、何か胸に刺さるものがありました。
クイーンの曲は日本でもCMや応援歌などにもよく使われているため、クイーン世代ではなくても知っている曲は多かったです。
映画の中ではクイーンの曲が所々で流れるので飽きることがありませんでした。
映画は主にフレディマーキュリーの生涯を描いたもので周りに裏切られながらも自分の才能を信じて孤独と戦う生きざまに感動を覚えました。
彼は自分がバイセクシャルであることによって恋人を失い、記者たちはそこにフォーカスを当て、彼の精神をどんどん追い詰めていきます。
当時、同性愛者への世間の目は冷たく、差別の対象とされていました。
彼はスターであったがゆえに多くのバッシングを受けたに違いありません。
ここから彼は私生活も次第に乱れていき、最後は信頼していたマネージャーも解雇します。
この彼の孤独な生きざまと悲壮感漂うボヘミアンラプソディのメロディーと歌詞がうまくマッチしていたのでより多くの人の涙を誘ったのでしょう。
特に歌詞の中の
Mama ooo I don't want to die
お母さん死にたくないよ
I sometimes wish I'd never been born at all
時々思うんだ 生まれてこなきゃよかったって
このあたりが涙を誘いますね。
しかしブライアンメイ役の人は絶対本人やろっていうぐらい似てますねw
一回目はそこまでよいと思いませんでしたが、二回目見たら普通に良かったです。
一回目はただ話を理解できていなかっただけだと思います。