言葉が人生を創る
今から言葉を使わずに今日一日を振り返ってみてください。
おそらく振り返ろうとした瞬間に言葉を使ってしまったのではないでしょうか。
人は言葉からものすごい影響を受けます。
みなさんもSNSでポジティブな気分になったり、逆にネガティブな気分になることありますよね。
そう言葉には人の気分を一瞬で変えてしまうほどのものすごいパワーがあるのです。
今のあなたは今までの人生で浴びてきた言葉によってつくられているといっても過言ではありません。
ポジティブな言葉を浴びて育った子供は明るく前向きな性格になるでしょう。
逆にネガティブな言葉を浴びて育った子供は後ろ向きな性格になるでしょう。
しかしその人の性格が言葉の影響を受けて形成されたなら、今からよい言葉を浴びせればどんどん良くなるはずです。
良い言葉を身に付ける方法は3つあります。
それは良い口癖を身に付けること、良い書物を読むこと、良い音声を聞くこと。
順に説明していきましょう。
方法①よい口癖を身に付ける
人の性格は主にその人の生まれつきの資質と幼少期の経験で形成されます。
幼少期には先ほど言った親を始めとした他人の言葉が大きく影響します。
つまり幼少期は親が担っていた役割を大人になったら自分で行うのです。
ですから自分には極力良い言葉をかけてあげなければなりません。
簡単なものだと「私は運がいい」「私はできる」「私は価値がある」「私は成功者だ」などという言葉です。
人間は基本ネガティブなことを考えるようにできています。
私もかなりの自己啓発本を読んでいますが、少しでも気を抜くとネガティブなことを考えだします。
成功者やうまくいっている人はポジティブな言葉を意識して使っています。
はじめからポジティブな言葉しか使わないという人はほとんどいません。
ですから最初のうちは意図的にポジティブワードを使い、それが習慣になるまで続けなければなりません。
私は自分の理想の姿を声に出して読んでいます。
ナポレオンヒルの「成功哲学」という本には自分のなりたい姿を毎日、暗唱することでやがてその姿に近づくとあります。
私が毎日、暗唱している文は10行ほどあるので最初のうちは先ほど紹介した短いポジティブワードを口癖にすることをお勧めします。
私は友達と海外旅行に行った時も相手が寝ている間に暗唱したのですが、それがバレてとんだ恥をかきました(友達には自分は日蓮宗だからそのお経を唱えていたのだと言っておきました)。
なのでくれぐれも一人の時にやるようにしましょう。
ほとんどの人はこのような方法を知らないか、もしくは知っていてもバカにしてやりません。
これを行うだけで他の人よりも良い人生を歩めるようになるでしょう。
方法②良い書物を読む
ポジティブワードをいう習慣が身についていないうちはそのような自己啓発本を定期的に読んでそのような項目が出てくるたびに行うことをおすすめします。
自分の中で元気が出る本をいくつか見つけて落ち込んだ時にそれを読むというのもよいでしょう。
私は本の中に良い言葉や人生の支えになる言葉をノートに書き写しています。
それを見返すことはあまりありませんが、書くことで潜在意識に刻まれやすいくなるそうです。
また自分の座右の銘になりそうな言葉は手帳の表紙に書いておくなどすぐに見れるようにしておくとよいと思います。
私が手帳の表紙に書いているのは
「人事を尽くして天命を待つ」「飛ぶためには抵抗がなければならない」
「人生最悪の日は人生最高の日である」
「度胸がほしければ恐ろしくて手が出ないことに挑んでみることだ。」
などです。参考までに。
方法③良い音声を聞く
良い音声を聴くことは自分に良い言葉をかけているのと同様の効果を得ることができます。
音声のいいところは場所を選ばないことです。
本はある程度の集中力が必要ですし、どこでも読めるわけではありません。
その点、音声は気軽に聴くことができます。
電車の中で本を読む人もいますが、今一つ集中できないのではないでしょうか。
電車の中では音声のほうが効率がいいと思います。
また時間がなければ寝る時に聴くこともできます。
私の実感としては本で読むよりも耳で聴いた方が記憶に残りやすい気がします。
おすすめは音声を2倍速の速さにしてそれを何回も繰り返し聴くことです。
音声の場合、聞き逃す部分も出てくると思いますが何度も聴いていると全部をカバーできると思います。
何度も同じ音声を聴いているので今では聴いていないときでも頭の中でその音声が勝手に流れるようになりました(少し迷惑ですがw)。
以上紹介したやり方を行っていくうちに自然と思考が前向きになってくると思います。