ラウンド16 ユベントスvsアトレティコマドリード 2Leg【論評】
この試合はファーストレグでアトレティコが2-0とリードした状態で行われました。
ユベントスはファーストレグでアウェーゴールをとれていないのでアトレティコに一点取られると4点が必要になります。
一方、アトレティコは二点までは大丈夫、三点取られても一点取れば勝ち抜けが決まる有利な状況でした。
試合は終始ユベントスが支配し、アトレティコがカウンターを狙うという予想通りの展開となりました。
しかしアトレティコはほとんどシュートまで持ち込む場面が見られず、得点の予感がほとんど感じられませんでした。
一方のユベントスもパスは回せているものの中をこじ開ける場面や崩す場面はほとんど見られず、外からの単調なクロスというシンプルな攻撃が多い印象でした。
しかし、ロナウドのすさまじい決定力でそのクロスから二得点し、2-0とユベントスがトータススコアを2-2のタイに持ち込みます。
それでもアトレティコも一点返すとユベントスは最低でもあと2点が必要となる状況でしたが、予想以上にアトレティコの攻撃回数が少なく厳しい戦いを強いられていました。
結局、終盤にPKを与えるとこれをロナウドが沈め、トータルスコア3-2という大逆転でユベントスがベスト8に駒を進めました。
ユベントスは3-0で勝利しましたが、正直ロナウドがいなければここまで大差での勝利はなかったでしょう。
ユベントスの行方はロナウドの調子次第ということになりそうです。