ある大学生の自己開発ブログ

私が自己啓発本などを読んで学んだノウハウや知識をお伝えします。

知らないと損するお金の話

ほん 将来お金持ちになりたいと考えている人はもっとお金が欲しいと思っている人は多いでしょう。

しかしお金持ちになるためにはただ単に稼ぐスキルだけでなく、お金を貯蓄するスキルというのが必要となります。

いわゆるマネーリテラシーってやつですね

今回はより良い人生を生きる上で欠かせないお金に関する知識について書きたいと思います。

まず最初はなぜ宝くじの高額当選者は不幸になるのかというお話です。

よく宝くじに当たってから人生が狂ったという話や逆に借金を抱えてしまったという話を耳にします。

これはその人にそれだけの大金を扱えるだけの知識と器がなかったことが原因です。例えば限界効用逓減の法則というものがあります。

まず限界効用とはその時その時に感じる満足感のことです。

そして提言とはだんだん減っていくということです。

例えば仕事が終わった帰りにコンビニでキンキンに冷えたビールを飲んだとします。仕事で疲れた後に飲むビールは最高にうまいと感じるでしょう。

そのビールがあまりにもおいしかったのでついつい追加で3本買ったとします。

このとき2本目に飲むビールは最初に飲んだビールと比べてどうでしょう。

確かにおいしいとは感じると思いますが一本目に飲んだ時ほどの感動はないでしょう。2本目、3本目はどうでしょう。

このように全く同じビールであっても確実に満足度は下がっていくのです。

これはほかのことにも当てはまります。

最初は新鮮でとてもうれしかったことでもだんだんと満足度は下がっていきます。

そして次はさらに上を望むようになっていくのです。

これを最初の宝くじの例に当てはめると大金を手にしたことで今まで買うことができなかった高価なものを買ったとします。

最初はたしかにうれしいし、感激したかもしれません。

しかしやがてそのレベルでは満足することができなくなり、さらに高価でいいものを求めるようになります。

しかし宝くじの当選金は一時的なものなのでお金はどんどん減っていきます。

しかし一度生活レベルを上げてしまうとなかなか下げることはできません。

そのため借金をしてまで高価なものを求めるようになってしまうのです。

続いて紹介するのはお金の価値に関するお話です。

例えば

問題① 

Aというお店ではコートが10万円で売られています。

しかしそのコートを買う直前で隣町にあるお店では同じコートが9万7千円でうられているという情報を耳にします。

さてあなたは隣町までコートを買いに行きますか?

問題②

Cというお店にはアクセサリーが3500円で売られています。

ところがそのアクセサリーを買おうとすると隣町では同じアクセサリーが3000円で売られているという情報を耳にします。

さてあなたは隣町までそのアクセサリーを買いに行きますか?

この問題①ではその店で買う、問題②では隣町まで買いに行くと考えた方が多いのではないでしょうか。

しかしコートにしてもアクセサリーにしても隣町まで買いに行った場合、安くなる額は同じ3000円です。しかし感じ方が異なります。

3500円のアクセサリーを買うときは3500円が500円になるのか。この3000円は大きいと感じます。

一方コートのほうは10万円が9万7千円で買えるといわれてもたったの3000円かと感じてしまうのです。

つまり人はその金額が高くなればなるほど一円の価値を軽く考えてしまうということです。その結果、浪費が加速されます。

特に人生の中でも最も大きな買い物である住宅や車を購入する際は、この傾向が顕著に表れます。

数千万円の家を買うとなると壁紙のグレードアップといった数万円のオプションでも安く感じてしまうのです。

しかし冷静になって考えてみてください。

もし自分が住んでいる家に営業マンがやってきて5万円で家の壁紙張り替えることができますがいかがですかといってきたら、思わず高いと思ってしまうでしょう。

つまり数千万円のお買い物をしたあとだったので数万円でも安く感じてしまったのです。

この感覚に気づかないまま過ごすとつい浪費をしてしまうという事態を引き起こします。