チャンピオンズリーグ アヤックス対ユベントス セカンドレグ
クリスチアーノロナウドの決定力が上回るか勢いのあるアヤックスか!
注目の一戦が幕を開けた。
前半はほぼ互角の戦いでどちらも決定機というのはあまりなかった。
しかし試合を動かしたのはチャンピオンズリーグ男ロナウドだった。
コーナーキックを頭で合わせゴールを決める。
彼のすごいところは足元の技術以上にゴールへの嗅覚だ。
最初ロナウドはファーサイドにいたがなぜかロナウドが走りこんだインサイドにドンピシャのボールが来る。
だから試合中ほとんどボールに絡んでいないのにゴールをとれる。
メッシがドリブル、パス、シュート、フリーキックすべてにおける天才だとするとロナウドはゴールを決める天才だ。
しかしすぐさまアヤックスが追い付く。
前半は1-1のドローで試合を終えた。
しかしユベントスのホームであるためあと一点取れば引き分けでも々決勝進出が決まるアヤックスが有利な状況で後半を迎えた。
後半は一転してアヤックスのペースとなる。
アヤックスは縦への素早いパス回しと連携から徐々にユベントスゴールを脅かす。
ユベントスはボールを奪ってもアヤックスの早いプレスに苦しみうまくボールを運べない状況が続いた。
そんな中勝ち越し点を挙げたのはアヤックスだった。
これによりユベントスは最低でも2点が必要となり、私の中ではこの時点でほとんど勝負は決まってしまった。
相変わらずアヤックスペースは変わらずあともう1、2点アヤックスがとっていてもおかしくない状況だった。
しかし試合はこのまま2-1でアヤックス勝利に終わり、22年ぶのベスト4を決めた。
ユベントスは個々の能力は高いもののあまり崩して得点というシーンが他の強豪チームに比べて少ないように思われる。
私の印象ではセットプレーやクロスからの得点が多く、攻撃のバリエーションが少ないように以前から感じていた。
一方アヤックスは素早いパス回しで相手を翻弄したり、カウンターでチャンスを作ったりとどこからでも得点できる非常にバランスが取れたいいチームであった。
やはり下馬評はユベントス有利であったが勝者にふさわしいのはアヤックスであったと思う。
アヤックスがどこまで進むか今後に期待したい。